建学の精神・教育目標
建学の精神
キリスト教的世界観にのっとり、人類普遍の価値を尊重する人格を形成し、合わせて高尚かつ有能な社会の成員を育成する。
教育方針
- 規律を守るしつけ教育
- 信念を育てる教育
- 上級進学をはかる教育
- 家庭的な理解と信頼に立つ教育
- 国際的視野を持つ教育
- 男子生徒のたくましい教育
- 自由と責任を尊重する独特の生徒指導
本校の目標とする人物像
万人を愛し、奉仕と献身の精神をもち、社会に貢献する人物
キリスト教的世界観にのっとった人間教育
青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ「コレヘトの言葉」12章1節
青年期にこそ私たちの創造主である神を求めることはとても大切なことです。将来、社会人となった時に活躍できるような人材を養成するために、キリスト教的世界観をもとに人間教育に力を入れています。
全学年を通じて聖書に基づいた人間観を自分のものとし、更に現代社会で自らが指導的立場に立つことのできるようなカリキュラムが開講されています。
また、2000年を超えるキリスト教の歴史の中で培われてきたさまざま行事に参加することもでき、単に知識としてではなく、生きることそのものとしてのキリスト教を体験することもできます。
各教室には十字架と聖母子像、そして創立者である聖ヨゼフ・カラサンス神父様の肖像画を掲げています。生徒の皆さんが日々、イエス・キリストと聖母、そして私たちの学校の創立者に見守られながら学校生活を送ることができます。
カトリックを基にした情操教育
私たちの社会は高度経済成長を終え、余裕のある発展、個々の人間性を重視した発展を目標とすべき時代を迎えました。偏差値を基底に他人と比較をし、単一の価値基準によって子どもたちの振り分けを行い、何を如何に身につけたかよりも、進学実績によって教育をはかった時代に、終焉をもたらすべき努力を、社会を構成する私たち一人ひとりが始めなければなりません。
保護者の方々が、安心して子どもたちを学校へゆだねられ、子どもたちがさまざまな活動を思いきりでき、さらには友だちやまわりに住む人たちと笑顔で交わり、夕食の団欒で家族といつも愛情を交わすことができる。そんな幸せな次世代を育てあげることこそ、私たちの責務であると確信しています。
キリスト教的世界観にのっとり、人類普遍の価値を尊重する人格を形成し、合わせて高尚かつ有能な社会の成員を育成します。
本学園は、キリスト教的精神に基づく学校であり、その使命及び教育方針は、キリストの示された模範と教訓による次の三つのキリスト教的基本理念から発しています。
①精神的価値が物質的価値より優位に立つものとする
②信条・人種・才能・社会的地位にかかわりなく万人を敬愛する精神
③奉仕と献身の精神
ステラ・セーリングプラン
ひとりひとりが輝くために
本校では、海星独自の取り組みである「ステラ・セーリングプラン」がスタートしています。カトリックの精神をもとに「夢を描く力」「夢をつかむ力」を育むことで螺旋状に人間力をつけていくプランです。これまでの海星の探究プログラムと学習指導に加え、本校の「建学の精神」からの6年間あるいは3年間の教育を体系化し、こころの教育、学習指導、キャリア教育の3本柱で人間力を総合的に深め、希望する進路を全力でサポートします。
【1】こころの教育(カトリック精神に基づく人間性の教育)
寛容な心を育むために、朝のホームルームでは黙想が行われ、全学年で宗教の授業が開講されています。カトリックミッションスクールとしては、宗教科の担当者も多く、エスコラピオス修道会の司祭を中心にサレジオ会、そして一般信者の教員が担当しています。中等部では創立者聖ヨゼフ・カラサンスの生涯や聖書の世界に触れ、本校の教育理念やキリスト教的な考えを深めます。高等部では旧約聖書や新約聖書の人間論を通して、キリスト教の世界観や人間観の理解を目指します。 詳細はこちらへ
【2】学習指導(教科指導力向上による進学実績の向上)
進学校としてこれまで培ってきた大学受験の指導を蓄積しており、さらに学習力を高めいく指導で、学力向上に繋げています。個々にあった学習指導を展開し、目標達成へと導く熱意あふれる教員が多くいます。ICT教育を推進し、新しい教育を積極的に取り入れています。やる気のある生徒には放課後学習を活用し、とことん学習のサポートをしています。 詳細はこちらへ
【3】探究学習・探究活動
将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。この視点に立って 本校ではオリジナルのキャリア教育を実施しています。本校の目標とする人間像を目指し、本校で育てたい力を明確にし、コースごとに探究活動を体系化しています。 詳細はこちらへ